「胸の採寸って言われても…」
小学生のブラを簡単に選ぶ方法


成長発達の速度に個人差がある小学生の女の子たち

10歳~12歳の小学校中学年・高学年の女の子たち。みんな同じ小学生といっても、乳首部分が膨らみ始めたばかりの子もいれば、胸全体がふっくらと膨らんでいる子もいますよね。

女の子の胸は、初潮を迎える一年ぐらい前から成長し始めるので初潮の時期がまちまちである以上、胸の成長もまちまちなのが当然のことです。

ただ、この時期は個人差があるため、「思春期だから胸を保護するアイテムを」なんて見聞きするものの、子どもとしても、お母さんとしても、実際にどんなブラ・肌着を選べばいいのか悩みやすい時期となります。


測ってもらうのは恥ずかしい…が小学生の女の子たちの本音

ではどのような点が、子どもやお母さんを悩ませるのか?

購入を考えるとき、まず初めに気になるのが子どもの胸の採寸。「家にメジャーがあってお母さんが子どものアンダーバストやトップバストを測る」ということが可能であれば、そのような手もあるかもしれません。
また、「百貨店などのショップに行って採寸やフィッティングをしたい」という希望が子どもから出るぐらいであれば、それもまた安心できるので行くといいでしょう。

でも、実際は「親であろうが、お店であろうが、採寸してもらうのは恥ずかしい」と感じる子が少なくありません。加えて、ある程度の大きさになっているならまだしも、アンダーもトップもさほど差がない場合も多く、家で採寸といってもなかなか正確に測るのが難しく困ってしまうというのが現実です。

子ども向けブラのサイズ表記って・・・実はいろいろあって難しい

そして、そんな採寸のハードルがなかなか難しい子どものブラですが、サイズ表記が色々あるってご存知でしたか?
大きくわけるとサイズ表記の種類は、「身長表記」「S、M、L表記」「ブラジャーサイズ表記」の3つ。
見た目は同じような下着でも、商品によってこの表記方法が異なる場合も多く、親としてはどう選んでいいか、これまた非常に悩ましいところ。
アンダーとトップの差があまりない、だけど「バストトップ(乳首)がちくちく痛む」といった場合には、「身長表記」や「S、M、L表記」のものをチョイスされるのがオススメ
です。「身長表記」はずばり身長を目安として、「 S、M、L表記」は、トップバスト(バストで一番膨らんでいる部分)を目安としたサイズ表記になっているので、いずれも普段洋服を選ぶような感覚でブラジャーを選べます。
親としても選びやすいですし、なにより子どもにとってもすんなり着用しやすいのがうれしいところです。

小学生のブラの選び方の基準
まずは身長で選ぶことから始めてみましょう

「バストトップ(乳首)がちくちく痛みはじめた」「これまで乳首の保護を目的とした下着を一切着用していなかった」そんな子どもには、子ども自身をも不安にさせることなく、また親も安心して選べる、「身長で選ぶブラ」がおすすめ。
ちなみに、小学生のブラ選びで大切なポイントは、主に以下5つ。

  1. ① 成長する胸を締め付けることなく、敏感になる(なっている)乳首を優しく守ること
  2. ② 膨らんだ乳首が透けないようにすること
  3. ③ 着けていることで窮屈な思いをしないこと
  4. ④ ムレ、擦れなどで肌にダメージを与えないこと
  5. ⑤ 成長期のからだに負担がなく、また成長するからだ自体にある程度柔軟に対応できること

ハーフトップ・タンクトップ型の下着が一枚あれば、これらのポイントをきっちりおさえることができます。