実は子どもが悩んでいるかも?
「ブラを着けるのが恥ずかしい…」


学校の制服白シャツ、体操服
実は心配のタネかも

「ブラはしたいけれど、ブラをしているのが目立つと恥ずかしい!」というのが、思春期の女の子の率直な気持ち。特に、周囲のほとんどがしている状況なら、さほど抵抗はないかもしれませんが、成長が早くて一番乗りのケースだと、躊躇して当たり前。

「ブラを買ってもらって初めて着けたときは大人になったような気分でうれしかった」という子も少なくはないですが、


「制服の白シャツ、体操服 だと透けてる感じがして恥ずかしい」
「いかにもブラジャーをしているみたいでからかわれそうでイヤ」

という理由で、いざ学校に着けていこうとして躊躇してしまう子も多いようです。

思春期の女の子は、どうしても他人の目が気になったり、自分の体型や成長にただただ戸惑ったり。
そのせいで、胸は大人になりかけているのに、ブラジャーを着けるのを嫌がってしばらく放置してしまう、といったケースも耳にします。

きっかけは、体育の授業の前の「着替え時間」

ある学齢になると、体育の授業で体操服に着替える際に、男女別々に着替えるようになります。
もちろん、地域や学校によって状況は異なりますが、中学校の多くは男女別々に更衣室を設けているところが多いようです。

「人前で着替えるのが恥ずかしい」

女の子同士でも、人前で自分の胸や下着を他人に見られてしまうのは気恥ずかしいのです。

「もしかしたら、わたしは人より成長が遅いのかしら?」
「わたしだけが、胸が大きく膨らんでるのかしら?」

成長は十人十色ですから、当然 胸の成長もまったく違います。大人には当然のことでも、思春期の女の子にとっては一大事。
恥ずかしさで胸を隠すようになり、猫背気味になってしまったケースもあります。


「体育の授業」を安心してむかえるために今できること

胸が膨らんでいようといまいと、子どもにとって恥ずかしい体育の授業の前の『着替え時間』。とはいえ、「ブラジャーは恥ずかしくて着けたくない」、そんな思春期のお子さんを持つお母さんにおすすめしたいポイントは以下。

  1. ① 背中うつりが気にならない、後ろフックがないタイプ
  2. ② 違和感を感じにくい ノンワイヤー
  3. ③ 成長が早い子どもの体にもフィットしやすく、動きを妨げない伸縮性のある素材。
  4. ④ サイズ選びがカンタン

サイズ選びについては、実は胸の採寸を嫌がるお子さんも非常に多いため、ブラジャーサイズより「身長サイズ」や「S/M/L・・・」といったサイズ表記のものがおすすめです。

また、体育の授業では、胸が揺れたりスレたりすることもあるため、「スポーツブラ」タイプを選ぶとさらに安心できます。

体を動かすよろこびをはぐぐむだけでなく、仲間とふれあいながら行う運動活動の中で、仲間と協力する姿勢や仲間を大切にする心を養う情操教育でもある「体育の授業」。
安心してお子さんが「体育の授業」に向き合えるように、少しだけ体のことも気にかけてあげてください。