OTONA NOTE 明日から「変わる」インナーがある

大人の女性がキレイになる
ブラジャー選びのポイント

 

年齢による女性の胸の変化

思春期、成熟期、更年期、老年期と年齢を重ねるとともに変化していく女性の体。30代、40代あたりから、多くの女性が「胸が下ってきた」「胸の弾力性がなくなった」「上胸のボリュームがなくなってきた」とさまざまな変化を感じ始めます。

実際に、20代、40代、50代のバストの輪郭を比べると(下図参照)、年齢を重ねるにつれ、バストが下がり、脇に流れやすくなることがわかります。また、胸の弾力性が低下してきます。さらに、肩から上腕の付け根にかけては、皮下脂肪の増加によって丸みを帯びてくるようになります。

このように、女性の体は、ホルモン分泌などの影響により、どうしても体が変化していくものです。体重が変わっていないのに体型が変化するということもあります。

 

ただ、ブラジャーにはラインを整える、プロポーションをメイクするといった機能があります。正しいブラ選びで、心身ともに自信を持って、その年齢に合った美しさを大切にしていきたいですね。

正面から見た20代・40代・50代のバストの輪郭の変化

 

年齢に適したブラが必要な理由

そこで、見直してもらいたいのが「ご自身が付けておられるブラジャーが本当に体に合っているかどうか」ということです。

たとえば、20代と40代の女性の胸を比べてみると、40代の女性の胸は「上胸」が削げており、全体的に胸が垂れさがっていることがわかります(下図参照)。つまり、40代の女性が、20代の女性のバストのために作られたブラジャーを着けると、上胸が削げている分、カップが浮くということもあります。

 

また、年齢による体質の変化によって、「ブラジャーの締め付けが苦しく感じられるようになった」というケースも多くみられます。

横から見た20代・40代・50代のバストの輪郭の変化

 

「悩み」「理想」を明確にしてブラ選びを!

正しいブラ選びのポイントは、まず「自分の胸の悩みがどこにあるか」と「どんな胸にしたいか」「どんな着用感が好みか」を明確にするということになります。

 

たとえば、「胸が垂れているので、丸い胸にメイクしたい」「胸が垂れて肉が横に流れてきているので、すべてきっちりおさまるようにカバーしたい」といった具体的な悩みや理想があれば、悩みが解決できるもの、理想の胸にするためのブラ選びが重要です。

 

また、着用感については、デザインや素材、カッティングなどで変わってくることもありますが、「ぴったりフィットしているほうがいい」「少々ゆとりがあるほうがいい」など、人それぞれ好みが異なります。改めて、自分はどのような着用感を希望するかを考えてみてくださいね。