きちんと効果を得るための、
機能性ボトム・ガードルの正しいはき方
2020年03月20日
機能性ボトム・ガードルの着用方法は間違えると逆効果!?
せっかく買った機能性ボトムやガードルも、はき方を間違えると効果を下げる原因になることがあります。正しいはき方、フィットしているかどうかを確認する方法、不具合があった場合に配慮したいポイントなどをご紹介します。
正しい着用方法
機能性ボトムやガードルは、ゆっくりと丁寧に扱うのが基本。効果を高めるためにはヒップがきちんとおさまっていることが大切です。着用時に爪を立てたり、強く引っ張ったりすると素材を傷めることがあるので気を付けてください。
生地を半分に折り返すか、大きくつかむようにしてサイドを両手で持ち、両足を入れます。片足ずつ引き上げ、足の付け根を合わせます。
前後を持ち、中心を合わせながらウエスト部分を整えます。
生地のなかに手を入れ、ヒップを持ち上げながら、ガードルのなかにおさめて位置を整えます。最後に裾とウエスト部分を整えます。
正しくはけているかをチェックする方法
機能性ボトムやガードルをはいたら、
反動をつけて2回屈伸
▼
次に右、左の順に脚上げを2回してください。
その後、下記の(a)から(g)の7つのチェックポイントと図を参考に、正しく着用できているかどうかを確認してください。
機能性ボトム・ガードルの不具合で配慮したいケース
機能性ボトムやガードルには種類が多くあります。それだけに「サイズは合っているはずなのにフィットしない」という不具合が生じるケースも見られます。特に、加齢による体質や体型の変化は、着用感に大きく影響します。女性の体質や体型の変化は個人差が大きいので一概に対策方法をご説明することは難しいのですが、機能性ボトムやガードルをはいて違和感を感じたり不具合が生じた場合、その原因として考えられるケースをご紹介しますので、参考にしてください。
①裾が浮く、あまる
●加齢によって太ももが細くなったケース。
●加齢によってお腹のまわりに脂肪がつき、サイズを合わせてもお腹周りに引っ張られてショートタイプの裾まわりが浮いてしまうケース。
●ウエストサイズとヒップサイズに大きな差異があり、大きいほうに合わせると小さいほうが浮いてしまうケース。
●お尻が扁平気味な体型のケース。
②くい込む
●肉質が柔らかく、少しの圧力でもくい込んだように見えるケース。
●お尻が下っていたり、太ももの付け根のたるみで、ショートガードルの裾がくい込むケース。
③ウエスト部分や裾がめくれる
●加齢によって腰回りに脂肪がつき、動いたときにウエスト部分を押し下げてしまうケース。
●肉質が柔らかく、動いたときに裾を押し上げてしまうケース。
●圧力に敏感な体質のため、ゆるめのサイズを着用し、ウエスト部分や裾がめくれるケース。
④きつい・苦しい
●圧力になれていないため、ソフトタイプでもきつく感じてしまうケース。機能性ボトムやガードルの初心者に多くみられる。
●体型や肉質の関係で、全体の着用感は問題なくても、ある一部分を苦しく感じるケース。
また、加齢による体質・体型の変化により、「同じ商品、同じサイズのものなのに合わなくなった」などの違和感を持つケースもあります。前から使用していたもので「着用感がきついな…」「お尻の肉がはみ出るようになった」など、違和感を感じるようなことがあれば、自分が持っている機能性ボトムやガードルを見直して、買い替えも考えてみてください。